みらい言語技術研究所

「言語技術」という言葉

・英語圏の「Langage Arts」の日本語訳。
・学校教育の国語科における従来の教え方に疑問を持っている教師や研究者が,2000年代に精力的に広める。

1981年 木下是雄さんが「理数系の作文技術」を執筆,卒論を書くときなどの隠れたベストセラー。
2000年代 三森ゆりかさんが「言語技術」というキーワードで活動。三森さんが学習指導要領の検討委員会で重要性を主張。
「言語技術」に関する学校向け一般書が多く出版される。
2007年からの指導要領に「言語活動」というキーワードが入る。小・中国語科で,いわゆる説明文に比較的力が入れられる。

残念ながら,いわゆるブームで終わってしまって,以降は教育界で注目される機会が減る。

2022年の高校から,教科「論理国語」が実施される。

2022年末 自然言語処理の長年の蓄積が花開き,言語生成系AIが発達してくる。