みらい言語技術研究所

oculus,meta+immersedで仕事するときの限界

まる2日使って理解しました。解像度不足,これに尽きます。

文字のボケとちらつきは,最初何が原因かよくわらなかったのですが,単に解像度の限界ですね。immersedのメニュー内の「monitor control」>「super sampling」をゼロにすると,ボケはおさまるので(ちらつきは変化ありませんが),今のところこれが一番見やすいと思います。

だいぶ慣れましたが,文字を見ているときの,常に水中ゴーグルを付けている感触,水中にいるようなボケ感は,万人向けとは言えません。

装着し続けると,どうも時間とともにピンぼけが起こるので(ピントが合う範囲がせまく,デバイスがちょっとでもずれると気になるんだと思います),しょっちゅうデバイスを持ってもぞもぞするのもマイナスかなあ。

こちらの製品でかなり快適にはしてますが。でも,自分でいい位置を探すまで結構苦労します。

とはいえ,まる1日仕事するときの半分くらいは装着してると思います。場所を変えて仕事する気分になることは悪くないですし,インデザインのガッツリ仕事”以外”は,これでいけます。immersed自体は,仕事用として十分完成してます。

 

※この解像度不足の問題は,ネットでも気にしてる人を見つけました。

解決が待たれます。

ということで,解像度問題,結論は出ました。時期尚早ということで。


※Side Questの解像度設定を最大まで変えてみました。

解像度が上がったと喜んだら,immersedで上がったのは風景のテクスチャーだけ…モニターの解像度は変化しませんでした。

それに,解像度を上げると,手の認識もコントローラーの認識も,ウィンドウの追従も,遅れまくって,まともに動きません。重すぎてfpsすら確認できませんでした。1桁でしょうね。ガックガクで,一瞬で酔いました。2時間後でもまだ気持ち悪い。

だからデフォルトの表示設定なのですね…

(それにしても,windowsでside questに繋ぐまで,えらい難解ですね)


※仕事で使い始めて1ヶ月。最初より文字のちらつきがさらに気にならなくなったように思います。それだけ慣れたのか。あるいは,immersedのバージョンアップのおかげなのか。

それと,文字のボケは慣れで気にならなくなってきました。どうも最初はモニター内の見たい部分へと視線を動かしてたのですが(そりゃそうですが),これがボケの気になる一因でした。このデバイスは,レンズの中央で解像度が最も高く,その周りではぼかしてるんですね(GPUの負荷軽減で,そういうものらしいです)。それに気づきました。

慣れないうちは,モニターの見たい部分に視線だけを動かします。すると対象がボケてます。

でも,視線は動かさずに,首ごと動かして,見たい部分を常に視野の中央に持ってくるようにすると,対象を最大の解像度で見れます。何となくその動きに慣れてきたようです。眼球を動かさずに頭を動かすので,外から見たらトリみたいでしょう。きっと。

ハイエンドのデバイスは,視野の追跡機能があり,見たい部分の解像度を上げてくれるらしいです。それならだいぶストレス減るのでしょうね。