みらい言語技術研究所

oculus,meta+immersedでキーボードを使う

この時点では,oculusのVR内にmagic keyboard(oculusにbluetooth接続で)を持ち込めます。immersedのパススルーでキーボードを見る場合と,VRキーボードのどちらが便利か,試してみました。

わたしの場合,完全なブラインドタッチはできておらず(仕事の内容はインデとイラレがメイン),なんとなくキーボードが見えてないと,リアルと同様の速さと正確さで打てません。さらにインデ,イラレの作業では文字入力以外のキーを多用して,かなりキーボードを見ていますので,結局見えないとうまくいかず。

いろいろ試して良い方法を見つけました。


1.immersedパススルー

キーの文字は読み取れませんが,キーボードのだいたいの位置がわかるので,あまり困りません。

2.immersedパススルー&VR magic keyboard

パススルーしたキーボード上に,VRのキーを重ねてくれるので,キーの文字が見えます。打ち間違いが劇的に減り,速く打てます(日本語打てます)。だた,日本用キーボードとVRモデルが違ってまして。一致しているのは文字のキー・数字のキー・ファンクションキー。それ以外はずれてます。

また,日本語,英数字の切り替えキーが効きません(これはwindowsだからかな?)。切り替えるときは,マウスでタスクバーをいじる必要あります。さらに,コピペのショートカット(option+C,option+V)などが効きません。マウスの右クリックで行います。

ということで,文字を打つだけならもうリアルと同じなのですが,それ以外の操作がリアルよりかなり遅くなります。

3.パススルー&日本語キーボードの白いタイプ&VR magic keyboard設定&Tracked Keyboard Render Mode>Prefer Key Labels

今落ち着いているのがこれ。パススルーのキーボードに,文字だけ(magic keyboardの)VRを重ねてくれます。文字のキーは見ながら打てますので,打つ速さは確保できます。文字以外のキーについては,実際のキーと文字が合ってません(shift+数字など)が,キーボードの文字はなんとなく見えるので,VRの文字は無視してキーを打てます。打つときにまごつくことはありません。

ほぼリアルと同じ使い勝手になりました。

ただ,これは条件がちょうどよかっただけですね。たまたま使っているキーボードが白くてコンパクトで,magic keyboardに似てる

https://www.yodobashi.com/product/100000001003567211/

ので,認識してくれたのでしょう。想定通りキーボードにVR文字だけ重ねてくれます。

※試しにimmersedでLogitechのモデルを選んでみたら,VR文字が出ませんでした。


今あまり困ってないので,これは解決ということで。

※マウスもoculusにbluetooth接続してみました。これはいまいち。普通にPCにマウス接続した方がよいです。oculusにマウスを直接接続すると,immersedではPCモニターも,モニター外も区別なくカーソルが動きます。マウスがどこかに行ってしまいがちで,大変不便でした。