準備を整えるのに時間がかかりましたが,ありですね。
感覚としては水中ゴーグルをずっと付けてるのに近く(視界という意味でも装着感という意味でも),違和感はかなりあります。でも,バーチャルモニターの使い心地が大変よく,デバイス外して,もとのモニターに戻るとがっかりします笑。デバイスをずっと付けて仕事しそう。
「workrooms」「virtual desktop」「immersed」を試してみて,ダントツで「immersed」でした。
もろもろ雑感です。
●手元はpath throughにして,キーボードとマウスは見ながらやってます。わたしの場合,キーが全く見えなかったり,バーチャルキーボードではうまくいきませんでした。キーはほぼ見てないつもりだったんですけど,結構見てるらしく。2022年3月のimmersedのバージョンアップで,パススルーが使えるようになって助かりました。
●モニターはいろいろ調整した結果,そこそこ手前に2画面を配置でやってます。解像度は横1440かな?あまり精細にしても,文字が小さくて読めません。
●現状一番気になるのは,文字のピンぼけです。
レンズは,oculus用の取り付けレンズを買いました。作成してくれる眼鏡屋さんで。通常のメガネを作ったときにもらった条件を伝えて,数日で到着しました。長時間仕事をするなら必須ですね。最初メガネでoculusしてみたのですが,メガネが邪魔で気になってしまって,どうにもなりませんでした。
取り付け用レンズは今のところベストな選択肢だと思いますが,それでも文字は読みやすくはないです。文字がちらちらし続けます。これは,取り付けたレンズの度が弱いのか,あるいは誰が見ても今はこういうものなのか。もしかしたら,今後デバイス側モニターの解像度やらレンズ性能(フレネルレンズ入ってますよね。この同心円の細かさが大事そう)やらが上がっていくと解消するのかもしれません。
●しばらく目が痛かったのですが,半日くらいで意識しなくなりました。文字のちらちらも,それほど気にならなくなってきます。脳が勝手に補正するのでしょう。ある意味すごい。
●eliteストラップに代わるKIWIブランドのも買いました。これも大事ですね。ヒンジがついて,うまくかぶれます。固定感もすごくよいです。世の中の記事を読むとカウンターウェイトがあるといいと見かけますが,わたしは今のままで十分です。
頭頂のバンドは個人的にいやなので,取り外せないかなと期待してたら,外せました。これも大満足。
●本体に付属で,デバイスのスポンジ部分につけるシリコンカバーがあったので,これはつけるものなのかな,としばらく使いましたが不要でした。外して直接スポンジと顔をつけた方が安定感もよいし,何か見やすい気がします。調べると,スポンジでまれにアレルギーの報告があったそうなので,その対応ですね。本来想定してないのでしょう。
●immersed内の2番めのモニタがうまく表示されなくなることがあります。その場合,PCの「ディスプレイ設定」で,「モニタの複製」など,いろいろいじってるとなおりました。いまいち明確じゃないのですが。
●便利で,モニターに変わるものだと思ってるのですが,オフィスで実際に使うようにはならないでしょう。現状ではかぶってる人がいたら,すごい違和感あります。それに,オフィスでは身だしなみを整えてるので,頭頂のバンドとか,顔にがっつりくっつけるのとか,髪をちゃんとしてたり,化粧してたりしたら,ありえないですね。将来もっと手軽なメガネ型のデバイスが出ると,変わるのかもしれません。